シリコンバレー式超ライフハック という本をご存じでしょうか。
デイヴアスプリーさんという「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」の著者が書いた本です。
この本では世界中の研究をまとめて体系化したと最も効果的なライフハック本となっています。
そんな中で今回は「HACK03 言葉を変えて限界を押し広げる」に記載されていたあいまいな言葉について解説します。
シリコンバレー式超ライフハック やめるべきあいまいな言葉

本著にてやめるべきあいまいな言葉として以下4つがあげられています。
[st-mybox title=”やめるべき言葉” webicon=”st-svg-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-check” margin=”25px 0 25px 0″]
- できない
- 必要がある
- 悪い
- やってみる
[/st-mybox]
それぞれなぜ使うべきではないのでしょうか。
次章から詳細解説します。
できない
できないという言葉が発生しうる状況として本著では以下4つが挙げられています。
- 誰かに助けてもらえばできる
- 手段がない
- 方法がない
- やってみる
つまりできないという言葉は「環境や条件がそろえばできないことはない」という意味であると考えられます。
言い換えれば本人の意思と工夫によって「できる」ということです。
「できない」という言葉が出そうになったときは「できない」理由を考え、それを潰すための工夫をすることを先にしましょう。
必要がある
「必要がある」という言葉は相手や自分に対して義務感を与えて半ば強制的に実行させるために発する言葉ではないでしょうか。
大抵の場合は「必要がある」のではなく、自分にとって「してほしい」ことであるということです。
今後は必要があるという言葉を使用しそうな時には「XXという理由でしてほしい」と言い換えましょう。
悪い
「悪い」という言葉は誰かによってくだされた価値判断によって発生します。
客観的な目線で見たときに「悪い」ものではなかったり、「好きではない」、「望んでいない」ものを表している場合が多いです。
自分にとって好きではないという言い方であればただの意見となりますが、「悪い」といってしまうと価値を決めつけてしまいます。
悪いという言葉を発する前に自分の意見で価値を決定づけてしまっていないか確認する必要があります。
やってみる
「やってみる」という言葉には一見前向きな意思表示が感じられ問題ないです。
しかし「やってみる」は失敗の可能性を含む場合に使用する言葉であると考えます。
つまり脳に逃げ道を作る効果を与えている為、やらなくてもいい口実を作っていることと同義であると考えます。
結果としてやらなかったことを肯定することにつながってしまうので、「やる」もしくは「やらない」とはっきり判断する必要があるのではないでしょうか。
シリコンバレー式超ライフハック 書評まとめ

今回は人生を豊かにする言わない方がいい言葉4選を解説しました。
どれもあいまいさを含み本当の意味を押し殺して都合良く相手に伝えることにつなげる言葉であったと感じています。
これらは一見うまく伝えられているように感じる為使いがちですが、あいまいな言葉は余計なコストが発生するリスクを秘めています。
今後4つの言葉を覚えておき、使いそうになったら自制できるようにしましょう。
さらに生活の質をあげる考え方として以下記事がございますので、確認ください。
イシュー 度が高い課題を見極めるべし ~イシューからはじめよ「知的生産のシンプルな本質」~
おわり