今回は、「 Anker Soundcore 3 」という5000円台で購入可能なコストパフォーマンスに優れたスピーカーを紹介します。
こちらの商品は、Anker Soundcore 2という大人気作の後継機として発売されたワイヤレススピーカーですが、設計思想に違いがあるので、購入に際し、注意が必要です。
本記事では本製品のメリット・デメリットと併せて前作との比較を紹介いたします。
こんな方におすすめ
- イコライザーで自身の好みに合わせて調整がしたい方
- 安くても音質がいいワイヤレススピーカーを探している方
- スピーカー1台でBluetooth接続して使用を検討している方
[st-midasibox title=”本製品のメリット” webicon=”st-svg-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
- 5,000円台で購入可能なコストパフォーマンスの良さ
- デュアルパッシブラジエーター搭載
- イコライザーにて調整可能
- 連続再生24時間対応
- PartyCast対応
[/st-midasibox]
[st-midasibox title=”注意” webicon=”st-svg-exclamation-circle faa-flash animated” bordercolor=”#f44336″ color=”” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
- ステレオサウンド非対応
- AUX出力不可
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以下記事で2021年買ってよかったガジェットを紹介しているのでぜひ参照してみてください!
【在宅100%のサラリーマンが選ぶ!】 2021年 買ってよかった ガジェット まとめ
Contents
Anker Soundcore 3 Bluetooth スピーカー 製品概要
まずは本製品の概要を
Anker Soundcore 3 Bluetooth スピーカー 特徴
5,000円台で購入可能なコストパフォーマンスの良さ

こちらの商品は¥5,990が定価となるそもそも安価な商品ですが、Amazonのセール対象になることも多々あり、4,000円台で購入することもできます。
Bluetoothスピーカー全体で考えても平均~ちょっと安価ぐらいに位置する部類のスピーカーですが、各種機能はコストに見合っていないという点が評価が高いポイントではないでしょうか。
[st-mybox title=”搭載されている機能” webicon=”st-svg-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-circle” margin=”25px 0 25px 0″]
- 24時間の連続再生時間
- ドライバーサイズが16W
- デュアルパッシブラジエーター搭載
- IPX7に対応した防水性能
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とてんこ盛りの機能が搭載されています。
高額なスピーカーには音質で太刀打ちすることができませんが、同価格帯のスピーカーであれば一番ではないでしょうか。
お風呂で使ったり、ベッド脇で使ったりと気軽に持ち運ぶサブ機として使用するのにも最適です!
デュアルパッシブラジエーター搭載
この「パッシブラジエーター」という単語について聞きなじみがないと思いますので、サンワサプライ社のページから引用します。
[st-mybox title=”参考:パッシブラジエーターとは” webicon=”st-svg-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
パッシブラジエーターとはパッシブラジエーターとは、スピーカーユニットから電磁気回路を取り除いたもので、スピーカー筐体内の空気振動を利用して動作させるスピーカーユニットのことをいいます。
通常のスピーカーユニットは電気信号により振動板を駆動させ、音声出力を行います。その際にスピーカー筐体内で空気振動が発生します。その空気振動を利用してスピーカーユニットを動作させる仕組みがパッシブラジエーター方式です。
パッシブラジエータユニットは一定の周波数で共振し、主に低音域の増幅・補強を行うことで迫力のある重低音を表現できます。小型の筐体でも低音が響く高音質サウンドを楽しめることから、小型のポータブルスピーカーなどで採用されています。
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つまりパッシブラジエーターを2台搭載していることでより迫力のある重低音を表現できるということです。
重低音が強くなると、EDMやロック系の音楽を存分に楽しめるようになるため、普段の音楽思考がEDMやロックなどであれば最適ではないでしょうか。
デュアルパッシブラジエーターはBOSEのスピーカーにも搭載されている高級機能です!
イコライザーにて調整可能

こちらはSoundcore2にはなかったSoundcore3の新規機能です。
Soundcoreアプリを使用できるようになったため、イコライザーで自身の好みに合わせて音質の調整を実施することができます。
また、デフォルトで4つのプリセットも用意されているため、音楽体験に合わせてプリセットを切り替えることで最適な音質にすることができます。
カスタムするほど知識があるわけでもない方でも、良さを享受できる初心者向けのスピーカーですね!
連続再生24時間対応

本製品は連続再生が約24時間と脅威的なバッテリー持ちです。
近しいサイズ感の「 Bose SoundLink Mini 」の場合、連続再生時間が12時間なので、倍近い容量を持っていることがわかります。
固定の場所に据え置きするのではなく、いろんなところで使用することが想定されるスピーカーなので、バッテリー持ちの良さはうれしいです!
PartyCast対応
PartyCastとはSoundcoreが提供するスピーカー連携技術で、親のスピーカーと同じ音を複数のスピーカーから出力することができます。
これにより1台で物足りない場合に、横並びで接続することができます。
接続可能台数は明記されていませんが、Amazonのコメントをよむと同時に10台までは接続可能なようです。
10台同時接続する機会はなさそうですが、リビングとキッチン、お風呂場などで同じ音を鳴らすという使用方法はできるのではないかと思います。
まああんまり使わない気がしますが、、、、
Anker Soundcore 2 との比較したデメリット
ステレオサウンド非対応
こちらの製品はSoundcore2で対応していたステレオサウンドに非対応となってしまいました。
ステレオ再生とは、2つのスピーカーに同時接続し、右と左で違う音を出すことで、立体感のある音を表現することが出来る機能です。
PartyCastはあくまで同じ音を複数台から流せる機能なので、ステレオサウンドではないです。
前作ではお世話になった機能なので、あるものだと思っていた方が多く、若干Amazonコメント欄が炎上しています。
人気の機能だったのになぜ採用しなくなってしまったのか疑問です。
AUX出力不可

Soundcore2ではAUXによる有線接続ができるようになっていましたが、今作ではBluetooth接続のみとなってしまいました。
[st-mybox title=”参考:AUXとは” webicon=”st-svg-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
外部機器を接続し音声信号を出入力する端子のことで、有線イヤホンの端子部分が代表的なものとなります。
AUXとは「Auxiliary」の略で、「補助の」「予備の」などの意味があります。
そのため、AUX接続で音源再生するということは「本来Bluetoothで接続して再生するものだが、予備として有線でも接続して音源再生ができる」という機能となります。
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Bluetooth接続がメインではありますが、Bluetooth接続の切り替え等が面倒なので、有線にしたいという需要は大きかったと思います。
こちらもなぜ廃止してしまったのか疑問が残る機能です。
Anker Soundcore 3 Bluetooth スピーカー まとめ
ステレオサウンドや、AUX接続の廃止という前作の良さを一部無くしてしまっている本製品ですが、差し引いても価格と機能のバランスはとれていないと思います。
ステレオサウンドや、AUX接続が不要で1台でBluetooth接続するよ。って方であれば問題ないと思います。
逆にステレオサウンドやAUX接続が必要であれば音質やイコライザーといった機能がなくなりますが、Soundcore2を購入してもよいかと思います。
自身の使用方法に合わせてどちらがよいか検討してみてはいかがでしょうか。
おわり