今回は、「 Panasonic SC-GN01 」というゲーミング向けネックスピーカーについて解説します。
こちらの商品は、他のネックスピーカーとは異なり、USBの有線接続のみとすることで、遅延を無くし、立体感のある音響を実現しています。
また、SC-GN01ーFFというファイナルファンタジーとのコラボ商品も発売されているので、ぜひ検討してみてください。
こんな人におすすめ!
長時間ゲームや作業をするので、イヤホンやヘッドホンは疲れると感じている方
ゲームで使用したいが、遅延や音質が気になるのでネックスピーカーを使えていない方
スマートフォンやタブレットでの使用を考えていない方
この製品のメリット!
イヤホンやヘッドホンとは別次元のつけた時の楽さ
頭の周りに広がる立体音響
有線接続による低遅延での使用が可能
物理ボタンによる設定が簡単
USBケーブルが3mで取り回しがしやすい
この製品のデメリット!
スピーカーの音量を大きくすると、マイクが使えなくなる
有線接続しかできない
USB3.0でなければスピーカー音量が小さくなる
高価格
以下記事で2021年買ってよかったガジェットを紹介しているのでぜひ参照してみてください!
【在宅100%のサラリーマンが選ぶ!】 2021年 買ってよかった ガジェット まとめ
Contents
Panasonic SC-GN01 仕様概要

まずは本製品の仕様について紹介します。
製品名 | Panasonic SC-GN01 ゲーミングネックスピーカー |
USBケーブルの長さ(m) | 約3m |
アンプ | 実用最大出力(非同時駆動、JEITA) 4 W (1 kHz、T.H.D. 10.0 %、6 Ω、 20 kHz LPF) |
スピーカー | ・フロントスピーカー(L/R) φ3cmコーン型 2個、インピーダンス6Ω ・サラウンドスピーカー(L/R) φ3cmコーン型 2個、インピーダンス6Ω |
マイク | マイクユニットMEMS型 2個 |
音声入出力端子(AUX) | 3.5 mm ミニジャック CTIA 準拠 (パソコン、PS4・PS5、Nintendo Switch(テレビモード時)に使用) |
接続端子 | USB Type A (パソコン、PS4・PS5、Xbox One・Xbox Series S/X、Nintendo Switch(テーブル/ 携帯モード時)に使用) |
電源 | 接続機器側のUSB ポートより給電 DC 5 V、900 mA |
消費電力 | 約4.5 W |
サイズ | 幅 約240 mm × 高さ 約46 mm × 奥行 約209 mm |
重量 | 約244 g(ケーブル・USB 端子含まず) |
パソコン対応OS | Windows 10 |
付属品 | 音声接続コード |
Panasonic SC-GN01 特徴
イヤホンやヘッドホンとは別次元のつけた時の楽さ
やはりネックスピーカーということで、つけた時の楽さは圧倒的です。
イヤホンのように、耳を塞ぐことがなく、ヘッドホンのように蒸れたり押さえつけがなかったり、頭を押さえつけられて髪型が崩れるといったことがありません。
重量も244gと重たさを感じるかと思いましたが、
肩首鎖骨の部分に負荷が分散するため、そこまでのつらさは感じません。
負荷分散できる構造と、聞き疲れしにくさが合わさっていつまででも使い続けられます。
音響機器としてはネックスピーカーが長時間使用に向いていますね。
頭の周りに広がる立体音響

左右前後に4つのスピーカーを搭載しており、サラウンド音源を感じることができます。
ネックスピーカーは、聞き疲れのしやすさの反面、音質はイヤホンやヘッドホンには劣ることが多いですが、この製品はイヤホンやヘッドホンに劣らない音質をしていると思います。
また、サウンドには3つのモードが搭載されています。
RPGモード:ゲームの世界にいるかのような臨場感を楽しめ、ロールプレイングゲームに向いています
FPSモード:正確な音を聞き取りやすく、足音の認識が必要なシューティングゲームに向いています
ボイス強調機能:ゲームのキャラクターの声が聞き取りやすくなっており、シナリオムービーや動画視聴、映画歌唱に向いています
これにより、行いたいゲームなどに合わせたサウンドを楽しめます。
有線接続による低遅延での使用が可能

本製品は
- USBケーブルでの接続
- AUXケーブルでの接続
という2つの有線接続を採用しているので、低遅延での使用ができます。
ネックスピーカーはBluetooth接続を採用していることが多いですが、ゲーミングに振り切っている本製品は有線のみです。
ゲーム用途に考えているのであれば、うれしいい機能かと思います。
本製品はUSB給電による駆動なので、AUX接続を実施する場合は、AUX接続+USB接続という2本のケーブルが必要になります。
物理ボタンによる設定が簡単

本製品は、
右側にボリューム調整ボタンとミュートボタン
左側にマイクミュートボタン、サウンド設定の切り替えボタン
がついています。
そのため、物理ボタンで各種設定を実施することができることがメリットになるのではないかと思います。
現在の設定を確認する方法はないですが、設定を切り替えるたびに音声ガイドが教えてくれます。
特にデバイスに触れる必要がないので楽ですね!
USBケーブルが3mで取り回しがしやすい
USB接続が必須になるので、PCの位置によっては、使用できないこともあるかと思いますが、本製品のケーブルは3mと必要十分な長さを確保されています。
そのため、デバイスと自身の位置を考慮して購入を検討する必要はありません。
また、PS5などのテレビの近くにおいて、ソファで使用するといった場所が離れている場合でも3mあれば問題なく使用できるので良いと感じました。
Panasonic SC-GN01 デメリット
スピーカーの音量を大きくすると、マイクが使えなくなる
スピーカーとマイクが近くにある設計のため、ノイズキャンセラーという声以外をカットする機能を搭載しているのですが、このノイズキャンセラーがスピーカーの音量を上げすぎると効きすぎてしまいます。
そのため、スピーカーの音をさげなければいけなくなりますが、そうするとFPSなどで聞き逃しが発生してしまいます。
FPSモードは搭載していますが、FPSしながらマイクを使用するという使い方には向いていないと感じました。
有線接続しかできない且USBケーブルが本体から取り外すことができない
有線接続による、音質向上や低遅延の実現はうれしい反面、無線接続の取り回しの良さは代えがたい部分ではないかと思います。
普段から有線でイヤホンやヘッドホンを使用していればよいですが、無線に慣れている方には慣れるまで時間がかかると思います。
また、ケーブルが取り外すことができず、3mもあるので、邪魔になりやすいです。
ケーブルホルダーなどを駆使して適切な長さにしておく必要がありますね。
デスク周りだと3mは長すぎる。。。。。
テレビゲームでの使用も考慮したのかなとは思いますが、
USB3.0でなければスピーカー音量が小さくなる

こちらはUSB3.0端子に接続しなければスピーカー音量が小さくなります。
接続端子の形式はほぼ違いがないので、端子の絶縁体部分が青色かどうかでみわけてください。
詳しくは以下記事で記載されているので、合わせてご確認ください。
USB2.0とUSB3.0の見分け方(色、ケーブル、形などで確認)
普通USB-A内の違いなんて気にしないから盲点ですね。。。
高価格
こちらの製品は2万円を超えており、ネックスピーカーの中では高価格帯となります。
ゲーミングでがっつり使用したいという方以外であれば、以下のibestaのネックスピーカーがおすすめです。
Ibesta ネックスピーカー 音楽動画通話に使える3000円の高コスパ製品をレビュー!
Panasonic SC-GN01 解説まとめ
最後にメリットデメリットを再整理すると
この製品のメリット!
イヤホンやヘッドホンとは別次元のつけた時の楽さ
頭の周りに広がる立体音響
有線接続による低遅延での使用が可能
物理ボタンによる設定が簡単
USBケーブルが3mで取り回しがしやすい
この製品のデメリット!
スピーカーの音量を大きくすると、マイクが使えなくなる
有線接続しかできない
USB3.0でなければスピーカー音量が小さくなる
高価格
となります。
こちらの製品は、ゲーム用途であればよいですが、事務用途にはそこまで有用性がないかと思います。
ゲームを長時間するためにネックスピーカーを購入したいという方におすすめできる商品です。
おわり