popIn Aladdin 2 についてレビューします。
こちらは、2020年9月に発売されたシーリングライトと一体化されたプロジェクターです。
プロジェクターと言えば、机のうえにおいたり、専用の金具を用いて、天井から吊り下げたりする必要があり、
大きな手間が必要でした。
しかし、本製品はシーリングライトに付け替えるだけで、余計な配線等が一切必要のない製品となります。
本記事ではそんなpopIn Aladdin 2 について解説します。
また以下記事にてプロジェクターの選び方について解説していますので、よければ合わせて確認ください。
家庭用 プロジェクター の選び方を徹底解説!おすすめのプロジェクター6選
以下記事で2021年買ってよかったガジェットを紹介しているのでぜひ参照してみてください!
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Contents
特徴
まずは、popIn Aladdin 2の特徴を解説します。
popIn Aladdin 2 の特徴① シーリングライトと一体化しているので、設置場所を選ばない
この製品の唯一無二の特徴ですね。
シーリングにつけることで、使用できます。以下のシーリングであれば使用できるので、自分の家ののシーリング種類を確認してから購入してください。
- 角型引掛シーリング
- 丸形フル引掛シーリング
- 丸形引掛シーリング
- フル引掛シーリング
- 引掛埋込ローゼット
※設置は、本体が5kgある為、危険です。
可能であれば2人以上で実施するようにしてください。
popIn Aladdin 2 の特徴② OS搭載・シーリングライトの電源使用で配線が一切必要ない
①に近いですが、本体にスピーカー・OS搭載し、電源もシーリングから得ることができるため、配線が一切必要ありません。
本来のプロジェクターであれば、
- プロジェクター ↔ デバイス
- デバイス ↔ スピーカー
- プロジェクター ↔ 電源
- スピーカー ↔ 電源
- デバイス ↔ 電源
といった配線が必要になります。
それが一切0になるのは大きなメリットです。
天吊りで配線がないことで、普段から設置したままにできます。
見たいときに電源を入れるだけでみることができるのは大きなメリットです。
実際プロジェクターの起動が面倒で結局テレビ×FireStickのほうが良いという意見も多く聞きます。
popIn Aladdin 2 の特徴③ harman/kardon製のスピーカーが2基搭載
内蔵スピーカーも音質が良く、天井から音が降ってくる感覚を得ることができます。
また、スピーカーも低温が抑えめの設計なので、天井に響くということがないのもいい点です。
popIn Aladdin 2 の特徴④ 調光・調色
プロジェクターとしての機能だけでなく、シーリングライトとしても機能が充実しています。
「明るさ」と「色合い」をそれぞれ100段階ずつ設定できるように初代から刷新されています。
さらにライトモードを4つまで保存しておけるので、時間ややることに合わせて使用することができます。
デメリット
popIn Aladdin 2 のデメリット① リモコンの操作性が悪い
リモコン操作はカーソルを使用します。
上下左右しかないので、PCのマウスのような操作ができず、カーソルを押す回数が多く、手間を感じることが多いです。
popIn Aladdin 2 のデメリット② 明るい場所では見えづらい
本製品の明るさは700ルーメンです。
明るい部屋で使うには1500ルーメンほど欲しいところです。
そのため、リビングなどにおいて使用するには少し明るさが足りないと感じます。
そのため、寝室に設置して、ベッドの上から見えるようにするとデメリットを感じることなく使用することができるのではないでしょうか。
3機種 の選び方
popIn Aladdinは既に発売が終了してしまった初代を含めて3機種存在します。
3機種の選び方はどう判断すればよいか本記事では解説します。
まずは3機種の違いを記載します。
機種 | popIn Aladdin 2 | popIn Aladdin SE | popIn Aladdin 初代 |
解像度 | フルHD 1920 x 1080ピクセル | フルHD 1920 x 1080ピクセル | HD 1280 x 800ピクセル |
投影距離 | 70インチ = 1.32m 100インチ = 1.78m 120インチ = 2.09m | 70インチ = 2.04m 100インチ = 2.82m 120インチ = 3.33m | 70インチ = 2.04m 100インチ = 2.82m 120インチ = 3.33m |
レンズ上下可動域 | 0〜32° | 0〜18° | 0〜18° |
プロジェクター明るさ | 700 ANSIルーメン | 500 ANSIルーメン | 700 ANSIルーメン |
シーリングライト | 調光・調色 10,000通り | 調光・調色 36通り | 調光・調色 36通り |
シーリングライト光束 | デフォルト:3800lm 最大:4300lm 無段階調光 | デフォルト:3800lm 最大:4300lm 6段階調光 | デフォルト:3800lm 最大:3800lm 6段階調光 |
シーリングライト光色 | 2800K~6000K 無段階調色 | 2800K~6000K 6段階調色 | 2800K~6000K 6段階調色 |
サイズ | 55.8 x 55 x 23.6 cm | 476x169x476mm | 476×169×476mm |
地デジ対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
スピーカー | harman/kardon 8W+8W | 3W+3W | スピーカー1台 5W+5W |
一般発売日 | 2020年9月6日 | 2020年8月28日 | 2018年11月1日 |
本体重量 | 6.75kg | 4.9kg | 4.9kg |
販売価格(税込) | 99,800円 | 74,800円 | 79,800円 販売終了 |
注目すべき点は2点です。
レンズ上下可動域
レンズ上下可動域が広ければ、それだけ下に投影できます。
ローベッドから見る場合などあまりにも上に投影すると見上げる形になる為、首への負担が大きくなります。
そのため、購入する際は、壁までの距離と投影したい位置を確認して、SEでも問題ないか確認してみるとよいと思います。

投影距離
popIn Aladdin2のほうが近くても大きく投影することができます。
ただし、空いている壁の広さやスクリーンの大きさなど限界があるかとおもいますので、
投影したいサイズと投影距離を測ってから購入しましょう。
場合によっては、popIn Aladdinでは実現できない場合があります。
その場合は以下のような超単焦点型のプロジェクターも検討の選択肢に入るかもしれません。
まとめ
popIn Aladdinはステイホームもより充実させる製品です。
大抵の家で使用できるうえに、導入も簡単なのが最大のメリットかもしれません。
みなさんも是非使ってみてください。
おわり