外出先で、ノートパソコンを使用する際に、普段家で使用しているキーボードを持ち運びたい。
そんな経験がないでしょうか?
ノートパソコン、充電機器、キーボード、マウス、、、、、
これらをすべて持ち運ぶと、3kg近い重量になってしまい、とても持ち運びに適した重量とは言えないです。
そこで、本記事ではスマートフォンをトラックパッド化することで、マウスを持ち運ばなくてもよくできるアプリ「remote mouse」を紹介します。
本製品を使用した結論としては、マウスほどの快適性がないものの、NIZ Atom66やHHKBと合わせて使用することで、テンキーやショートカットとして使用することができ、非常に便利でした。
特にテンキー付きのキーボードを持ち運ぶのは大きさや重さから難しい人にとっては、十分選択肢になると思います。
Contents
remote mouse とは?
まずはremote Mouseとはなにか紹介します。
こちらのアプリはスマートフォン(iPhone / Android)、タブレット(iPad / Android)をPC用のタッチパッドとして利用できるようにするアプリです。
ノートPCのタッチパッドのように、マウスカーソルの移動、左クリック、右クリック、スクロール、ドラッグなどの操作が可能で、さらに文字入力、スリープやシャットダウンなどの電源操作まで行えます。
マウスの故障や不調時、プレゼンなど離れた場所から操作したい場合などにも便利です。
remote mouse を使用する方法
本章では、remote mouseを使用する方法について解説します。
使用するには、スマートフォンとPC双方にアプリをダウンロードする必要があります。
それぞれ説明します。
PC版アプリのダウンロード
こちら( https://www.remotemouse.net/)へアクセスし、「今すぐ入手」ボタンをクリック

子画面が開くので、ステップ2の4つのうち、自身が使用しているPCのOSのボタンをクリックする。
スマートフォン側のアプリのダウンロードが未済の場合は、ステップ1のアプリをダウンロードする。

ボタンをクリックすると「RemoteMouse.exe」というファイルがダウンロードされるので、ダブルクリックで立ち上げる。

言語は英語か中国語しか選択できない為、Englishをクリック

デスクトップにショートカットが必要であれば、チェックをつけたままにして、Nextをクリック

Finishをクリック

こちらでダウンロード完了です。
スマートフォンアプリのダウンロード
OSごとのアプリショップから「リモートマウス」と検索し、無料アプリをダウンロード
説明画面が立ち上がるので、すべて右にスワイプし、最後の画面の「わかりました」をクリック。クリック後の画面で操作したいPCをクリックする。
※この時PC、スマホ双方のBluetoothをONにしておくこと
チュートリアルの説明を再び右スワイプする
上記でダウンロードおよび設定が完了します。
remote mouse のアプリ画面は4つで構成される
RemoteMouseのアプリの画面は4つのエリアで構成されています。

①接続先端末選択エリア
接続するPCを選択する画面に遷移するボタンです。アプリの立ち上げは、毎回接続先を選択する必要があります。
有料サブスクリプション版ではWi-Fi接続も可能となり、BluetoothとWi-Fi接続の切り替えも当エリアから実施できます。
接続先端末選択エリアをクリックし、右上の「+」マークをクリックすると、各種接続方法のページが立ち上がります。
Bluetoothでの接続がうまくいかない場合は、上記画面からの接続を試してみてください。
②マウスエリア
トラックパッドとして使用できるエリアです。出来る操作は以下です。
スマホアプリの操作 | PC側へ反映される操作 |
1本指でタップする | 左クリック |
2本指でタップする | 右クリック |
2本指でスクロール | ウィンドウ内でスクロール |
2本指でピンチイン/アウト | 拡大/縮小 ※ Mac のみ |
3本指でドラッグ | 選択して移動 ※ ファイルやウィンドウのドラッグ |
2本指でスクロール | ウィンドウ内でスクロール |
画面右のスクロールバー | ウィンドウ内でスクロール |
③左右クリックエリア
右クリックと左クリックを使用可能なエリアです。
特別な機能等はなく、純粋にマウスの右クリックと左クリックを使用することができます。
④特殊コントロールパネルエリア
特殊なショートカットキーを使用できるエリアです。以下種類のリモコンがあります。
特殊コントロールパネルを使用するにはサブスクリプション契約が必要となります。
- メディアリモコン
- ソフトウェアリモコン
- ウェブリモコン
- キーボード
- テンキーとファンクションキーパッド
remote mouse 注意点
本アプリにはいくつか注意点があるので、紹介します。
有料課金でなければ使用できない機能有
上記スクリーンショットの通り、PROでなければ使用できない機能が多数あります。

特に特殊コントロールエリアの大半はPROでなければ使用できなかったり、横向きで使用することができなかったりと無料版の制限が大きいのが欠点です。
マウスの代わりとして使用するだけなら無料版でも十分ですので、使用用途を確認しましょう。
iPad↔iPhoneの操作は不可能
本製品は、iPadとiPhoneでの使用はできません。iPadをPC代わりにする使用方法はできないです。
iPad+外付けキーボード+iPhoneという使用方法を考えている方は注意が必要です。
remote mouse おすすめの使用方法
NIZ Atom66やHHKBと合わせてテンキーとして使用
PROモードで使用できる特殊コントロールパネルのうち、「数値とファンクションキーパッド」を使用することで、コンパクトキーボードで省略されてしまうテンキーやファンクションキーを使用することが出来ます。
持ち運びにはコンパクトキーボードがいいけどテンキーやファンクションキーを使用したいという人にはPROでもおすすめできるかと思います。
マウス代わりに
トラックパッドのようにスマートフォンの画面を使用することができます。
ただし、遅延があるのと、精度が高いとは言い切れない為、普通のマウスと同じ使用方法ができるということは期待しないほうがいいいです。
あくまでマウスの代わりに少しだけ使用したいという場合におすすめの使用方法です。
PCの遠隔操作に
この使用方法が一番おすすめです。
PCで動画を見る際に、マウスの代わりとして使用する方法です。
特に冬に肩まで布団に入りつつ、パソコンを体の上に置く。なんて自堕落生活してませんか?
その際に、マウスではなくiPhoneで操作すると自堕落な生活が加速することになりますが、ストレスが軽減します。
ただし、トラックボールマウスを使用しているのであれば、トラックボールマウスの方が上記用途においても強いです。
購入予算があれば、ぜひそちらを試してみてください。
logicool mx ergo 腱鞘炎になる前に買うべき!ふらっとスペース
remote mouse まとめ
まだマウスとして本格的に使用するのは難しいです。
ただそれでも試してみる価値があるアプリかとおもいますので、ぜひ試してみてください。
おわり



おわり