今回は、iPhoneをWebカメラとして使用できるソフトウェア「 NDI Tools 」について、紹介します。
こちらのツールは、NDI信号というものに、映像や音声を変換することで、使用することができる機能をいくつも備えたソフトウェアです。
その中でも「NDI Webcam Input(NDI Virtual Input)」という機能を使用することで、WindowsPCを使用している方がiPhoneのカメラをWebカメラとして使用することが出来るようになります。
以下記事で2021年買ってよかったガジェットを紹介しているのでぜひ参照してみてください!
【在宅100%のサラリーマンが選ぶ!】 2021年 買ってよかった ガジェット まとめ
こんな方におすすめ
- テレワークでPCのインカメラを使用していたが、画質が良くないと思っている方
- ディスプレイ×クラムシェルモードでノートPCを使用しているので、Webカメラの購入を検討しているが、お金をかけたくない方
[st-midasibox title=”本製品の特徴” webicon=”st-svg-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
- Webカメラ以外のツールは基本無料で使用できる
- Webカメラ使用以外にも使えるツールがそろっている
[/st-midasibox]
[st-midasibox title=”本製品のデメリット” webicon=”st-svg-exclamation-circle faa-flash animated” bordercolor=”#f44336″ color=”” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
公式ページが英語で、情報が少ない
モバイルアプリは料金がかかる
[/st-midasibox]
Contents
NDI Tools とは

NDI Toolsは、現行の一般的なビデオ制作ワークフローを、IPベースの環境への移行を支援するための、NewTek社から無償にて提供されている7種類のNDI関連のアプリケーションです。
そもそもNDIとはNewTek社が提唱するIPネットワークで映像、音声をやり取りする仕掛けです。
従来のように同軸ケーブルでのSDI接続や、HDMIケーブルなどの伝送メディアではなく、LANケーブルで接続することで、ネットワーク上にある映像や音声をPCで確認したり、自身のディスプレイをネットワークに出力することが出来ます。
以下にてNDI Toolsが提供している機能を紹介します。
NDI Test Patterns | NDI信号を生成する機能 こちらの機能は自身のPCからNDI対応デバイスに音声や映像を送付し、NDI対応機器の動作を確認するためのツールです。 |
NDI Screen Capture | パソコンの画面共有ができる機能 ネットワークに自身のPCの画面を共有できる機能です。 これにより、プレゼンテーションや会議にてPowerPointやKeynoteなどで作成した資料をNDIとして共有し、参加者のPCにて表示することができる。 Zoomなどの画面共有機能に近いですが、より遅延などが少ないです。 |
NDI Studio Monitor | NDI連携された映像を確認する機能 NDI信号としてネットワークに出力された映像を自身のPCで確認することが出来る機能です。 Windowsでは複数の映像信号を受信して表示することができます。 |
NDI webcam input | NDIで連携された映像をWebカメラの映像として出力する機能 同じネットワークで扱っている映像や音声をZoomやTeamsなどのWeb会議システムに送ることができます。 こちらの機能を使用することで、スマートフォンの映像をWeb会議システムに送信することが出来ます。 NDI HX Cameraと組み合わせることで、使用します。 |
NDI HX Camera | スマートフォンを高画質のネットワークカメラとして使える機能 こちらは、モバイルアプリとして提供されています。同一Wi-Fi内のデバイスに手元のスマートフォンからカメラの映像を送付することができます。 ※ただしiOS版 2,440円と有料となります。 |
インストール方法
続いて、NDI Toolsのインストール方法について紹介します。
手順は以下となります。
[st-mybox title=”インストールの手順” webicon=”st-svg-list-ol” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-no” margin=”25px 0 25px 0″]
- NewTekの「NDI Tools」ページにアクセスし、DOWNLOADボタンをクリック
- NDI® Tools for Windowsの下部にあるDOWNOADボタンをクリック
- 氏名やアドレスなどの必要な情報を入力して送信
- 届いたメールに記載されているlinkという文字をクリック
- ダウンロートされた「NDI 5 Toos.exe」というファイルを開く
- 指示に従ってインストールして完了
[/st-mybox]
以下手順はWindows版となります。
以下から画像を使って詳細解説します。
NewTekの「NDI Tools」ページにアクセスし、DOWNLOADボタンをクリック
リンクを飛ぶとすぐに以下ページにたどり着きます。
「DOWNOAD」ボタンをクリックして次のページに遷移してください。

NDI® Tools for Windowsの下部にあるDOWNOADボタンをクリック
次のページでもDOWNLOADボタンが出てくるので、続けてクリックします。
※ボタン内に記載されているver はソフトウェアのVerがあがる度に変化するので、写真と違うVerになっていても気にしなくて大丈夫です。

氏名やアドレスなどの必要な情報を入力してSubmitを送信
個人情報の入力ページが出てくるので、必須項目を入力し、Submitをクリックしてください。

以下画面になったら仮登録は完了です。Submitクリック後、メールが届くので迷惑メールに届いたりしていないか確認してください。

届いたメールに記載されているlinkという文字をクリック
noreply@ndi.tv というメールアドレスから「NDI® Tools for Windows」という件名でメールが届きます。
ここではメール本文のlinkという箇所をクリックしてください。

ダウンロートされた「NDI 5 Toos.exe」というファイルを開く
Chromeであればページ下部にダウンロードファイルが表示されるので、エクスプローラーで開くをクリック。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、exeファイルを起動してください。

指示に従ってインストール
表示されるままNextを押していくと以下画面となり、NDI Toosが無事ダウンロートが完了となります。
Webカメラとして使用する場合は、以下画面にて左側のアイコンをクリックし、スマートフォン側のアプリケーションダウンロードが必要となりますので、そちらに移行してください。

インストール自体は、英語の読解も必要なく、特に迷うことなく実施することができました。
Macでも近しい手順でダウンロードできるようです。
NDI Tools 特徴
Webカメラ以外のツールは基本無料で使用できる
一部アプリを使用する際に有料となるものがあるものの、ほぼすべてが無料で提供されています。
また、無料版と有料版が分かれていて、無料版の機能が制限されているといったこともなく、フルで使用できるというのが驚きです。
こういうアプリだと後から課金しないと必要な機能が使えないってことが多いので、無料でフルが使用できるのは驚きです。
Webカメラ使用以外にも使えるツールがそろっている

前章でも紹介した通り、Webカメラ使用以外でも使える機能があります。
他の機能はプロ向け感がありますが、無料で使用できるのがメリットですね。
同じ映像をZoomやTeamsに同時に流すといったOBSもできるので、使用方法は調べてみてください。
ゲーム配信やLive配信をしているライバーの方などはこちらのソフトウェアの使用を検討してみてもいいかもしれません。
NDI Tools デメリット
公式ページが英語で、情報が少ない
こちらのツールはアメリカ企業が開発したアプリケーションであり、まだ日本語版のリリースはされていない且予定もされていません。
そのため、どんなことができるかは少ない日本語の記事を読むか、英語を解読する必要があります。
NDI自体が難易度の高い技術であることも相まって、すべての機能を使いこなす、把握するのは非常に困難と言えます。
[st-mybox title=”参考 英語を本気で勉強したいなら” webicon=”st-svg-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
もし英語を本気で勉強したい場合は、トライズがおすすめです。
トライズは、1年間で1000時間勉強するため、他より過酷ですが、その分成果が出やすいです。
専属コンサルタントとネイティブ講師のサポートもあり、 継続率も91.0%と非常に高くなっていますので、ぜひHPを確認してみてください!
[st-mybutton url=”https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3HMTKE+6P4KS2+3N0O+5YZ77″ title=”本気で英語を話したいなら「トライズ」” rel=”” webicon=”” target=”_blank” color=”#fff” bgcolor=”#e53935″ bgcolor_top=”#f44336″ bordercolor=”#e57373″ borderwidth=”1″ borderradius=”5″ fontsize=”” fontweight=”bold” width=”” webicon_after=”st-svg-angle-right” shadow=”#c62828″ ref=”on”]
[/st-mybox]
モバイルアプリは購入が必要
スマートフォンのカメラ情報をNDIにするモバイルアプリは2440円の料金がかかります。
新しくWebカメラを購入するよりは安く済むので、購入するかどうか悩みますが、PC側の料金がかからないのであれば、モバイルアプリも無料であってほしかったですね。
とはいえ前述の通りWebカメラよりも安く安定した使用ができるので、おすすめできるアプリであることには変わりないです。
なお、2440円以下でWebカメラを購入するのであれば以下がおすすめです。
ディスプレイを持っている方であれば、Webカメラはディスプレイにかけるだけですが、、、
そうでなければ毎回接続する手間等を考えると2440円という料金は魅力的に見えますね。
NDI Tools まとめ
2440円でiPhoneをPCをWebカメラ化できるソフトウェアの紹介でした。
今回はWebカメラとして使用することをメインに説明を記載しましたが、そのほかの機能もおもしろいので、ぜひ参考にしてみてください。
おわり