アナロジー思考 とは?仕事が出来る人が無意識にやってる思考法!

アナロジー思考

アナロジー思考 という言葉をご存じでしょうか。

アナロジーは類推の意味を持つ言葉であり、アナロジー思考は類推しているものから推し量る思考法です。

ビジネスにおいて、なぜかなんでもできてしまう人がいますが、そんな人は意識してか無意識か問わず、この思考法を会得していると考えられます。

この記事ではそんなアナロジー思考について解説していきます。

以下参考書籍です。

目次

アナロジー思考 とは

アナロジー思考 とは

アナロジー(analogy)という言葉は、古代ギリシャ語のana-(沿って)+logos(論理)が語源であると言われ、日本語で直訳すると「類推」と訳されます。

以下の記事で三菱重工業代表取締役会長、大宮英明氏が、解説しています。

アナロジーとは、あることがらの意味合いを他のことがらへ、類似性に基づいて適用する方法などと説明されますが、要は「これは何かに似ていないか」「何かと共通性はないか」と考えることです。

(引用元:PRESIDENT Online|仕事に革命を起こすアナロジー思考とは -三菱重工業代表取締役会長 大宮英明氏

つまり、ある問題を抱えている時に他の成功事例から似ているところを見つけ出し、問題の解決を図ることをアナロジー思考と言います。

アナロジー思考 の実施手順

アナロジー思考 の実施手順

本章では、アナロジー思考を実践するうえでの具体的なステップを紹介します。

アナロジー思考は以下4ステップで実施します。

[st-mybox title=”アナロジー思考の4ステップ” webicon=”st-svg-list-ol” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-no” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 【仮説立て】問題・仮説の定義
  • 【具体化】既知領域及び未知の領域における参考となりそうな成功事例を探す
  • 【抽象化】成功事例を分析し、本質的な仮説を立てる
  • 【応用化】仮説を用いて、問題・仮説を解決する。

[/st-mybox]

次章以降でそれぞのステップをどのように実践していくか詳しく解説します。

【仮説立て】問題・仮説の定義

まずは、実際に起こっている問題を言語化し、解結すべき課題とそれに対する仮説を立てる必要があります。

課題の設定方法に関しては、以下記事にて解説しているので、合わせて確認ください。

ここでの課題設定において大切なことはできていないことと、できるようにしたいことを具体的に言語化することです。

【具体化】既知領域及び未知の領域における参考となりそうな成功事例を探す

次のステップは、具体化です。

既に知っている領域や未知の領域における成功事例を探します。

これは自社や自身に類する業界や分類である必要はありません。全く別でも良いです。

【抽象化】成功事例を分析し、本質的な仮説を立てる

具体化されたそれぞれの成功事例に対して、なぜ成功したのかということを考え、仮説を立てます。

より具体的に言うと「要するにどういうことなのか」「何を意味するのか」というように”一言で表現すると~”というフレーズで考えます。

この抽象化という作業によって、成功事例の本質的な意義を理解することが出来るようになるので、自社や自身に類さないものでも成功事例を取り入れることができるようになります。

【応用化】仮説を用いて、問題・仮説を解決する。

抽象化した成功事例を自社や自身に当てはめて課題解決してみることが最終ステップです。

ここでは抽象化した成功事例を、全く違う分野の物事の状態や手法など、類似した部分に当てはめることを目指します。

ただし、抽象化された物事のうち全てを対象とする必要は必ずしもなく、部分的に採用する等必要な要素を抜粋したり、わかりやすいものだけに注目して応用するといったアプローチでも問題ないと考えられます。

また、この応用化によって、課題や問題の解決に至った場合、その次のプロセスとして共通ルール化することがあげられます。共通ルール化することが出来れば今後発生する課題に対しても同様の解決方法が使用できます。

こうして共通ルールを自身に蓄積することでどんな課題が発生しても対応できる応用力を身に着けることできます。

これこそがアナロジー思考を会得する最大のメリットであるといえます。

アナロジー思考 がどう役に立つか

アナロジー思考 がどう役に立つか

前章でアナロジー思考を会得するメリットは解決策を様々な課題を汎用的に解決できるフレームワークを自身にストックできる点と解説しました。

本章では、実際にどうやって役立たせるかをご紹介します。

アイデア創出

既存事業の構造を抽象化し、応用することで新しい事業のアイデアを創出することができます。

このように、既に存在する構造を未知の領域に当てはめることでアイデアとなるのです。

アイデアとは必ずしも1から作る必要がないということです。

また、仕事で同一業界が長い人ほど考えが業界の常識に捕らわれがちです。

人は誰でも経験が長くなればなるほど思考がパターン化し、既存のフレームワークやセオリーに頼ってしまいます。

しかしこのアナロジー思考では自分の思考の外にある法則を応用する為、自分の中にあるセオリーを崩す手助けになります。

理解力の向上

難解な事象を目の前にしたときに、まずは構造を理解する癖がついていると理解が早くなります。

また過去に検討したフレームを基に難解な問題に立ち向かうことで1から検討するよりも理解が容易になります。

また、自信が得意とする業界や分野でなくても対応できるようになるため、知識を得る範囲を拡大することにもつながります。

説得力の向上

人に説明する際に段取り良く話す為には、話す内容を構造化しておくことが有効です。

アナロジー思考で構造化することに慣れておけば、話す内容を構造化する際に容易に対応することができると考えられます。

アナロジー思考 まとめ

アナロジー思考 まとめ

何をやらせても優秀な人は、すでに経験のある分野や業界だけでなく未経験の分野や業界について仕事をしても飲み込みが早く、1を聞いて10を知ることができるように見えます。

アナロジー思考はそんな何でもできる人が無意識のうちに実施している思考法なのです。

サラリーマンの中で優秀な人が多いコンサル業界は、プロジェクト単位でやることが180度変わることがざらです。新しいプロジェクトでいち早く結果を出す為には、今までのプロジェクトを今のプロジェクトに生かす必要があります。

その為、必然的にアナロジー思考が身につき、未経験の問題に直面しても「1を聞く」ことで「残りの9」を推論し、適切な仮説を立てることができるようになるのです。

皆さんもアナロジー思考を身に着けて「知っている情報や経験」を「知らない分野」に応用することができれば、自分の経験したことのない分野でも最大限力を発揮できるようになるのではないかと考えられます。

以下書籍ではさらに詳細な内容が解説されているので、ぜひ見てみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次
閉じる